七草

ついでに七草の話です。


七草といえば、春と秋があります。
春(正月)のものは正式には「七種」と書きます。

春の七種:春の七種とは以下の7種類の植物である。


 名前         現在の名前          科名
 芹(せり)      芹              セリ科
 薺(なずな)     薺(ぺんぺん草)       アブラナ科
 御形(ごぎょう)   母子草(ははこぐさ)     キク科
 繁縷(はこべら)   繁縷(はこべ)        ナデシコ
 仏の座(ほとけのざ) 小鬼田平子(こおにたびらこ) キク科
 菘(すずな)     蕪(かぶ)          アブラナ科
 蘿蔔(すずしろ)   大根(だいこん)       アブラナ科


(「仏の座」は、シソ科のホトケノザとは別のもの)

秋の七草秋の七草は以下の7種の野草のことである。


 名前           科名
 萩(はぎ)        マメ科
 尾花(おばな:薄のこと) イネ科
 葛(くず)        マメ科
 撫子(なでしこ)     ナデシコ
 女郎花(おみなえし)   オミナエシ
 藤袴(ふじばかま)    キク科
 桔梗(ききょう)     キキョウ科


当然ですが、秋の七草は食べられません。
見て楽しむものです。