ホーム最終戦

学習発表会の後、その足で広島ビッグアーチに行きました。
サンフレッチェのホーム最終戦を見るためです。


サンフレッチェは、今年相当苦しみました。
この「税理士chika-chanのお気楽なひとり言」でも、11月19日(http://d.hatena.ne.jp/chika-chan/20061119)に書いたように、監督が2回交代しています。
開幕当初の4試合で11失点し、自慢の堅守が崩壊し、J2降格ロードを一直線で進んでいました。


しかしここにきて公式戦(天皇杯を含む)5連勝、しかも4試合連続完封勝利、現在363分間連続無失点記録を継続中ということで、かなり上昇ムードです。
そしてホーム最終戦ともなれば、見に行かないわけにはいかないでしょう。
もう完全なサンフレ中毒です。


ビッグアーチに着いたのが、13:00過ぎということもあり、メインスタンド側駐車場も投てき裏駐車場も、もちろん満杯。
しかたなく、初めてレッツ裏駐車場に停めて、無料巡回バス(シャトルバス)でビッグアーチに行きました。


サンフレッチェは、ウェズレイと戸田が欠場で、攻守の中心選手を欠くという厳しい布陣です。
しかも主審は、天敵・柏原丈二レフリーです。
ちょっと心配です。


試合は序盤からスリッピーなピッチが災いして、両チームともパスが繋がりません。
アルビレックスにボールを支配され苦しい展開です。


しかし前半14分、左サイドを駆け上がった服部からファーサイドへクロスが上がり、ゴール前につめていた駒野がフリーでボレー。
見事な攻撃でサンフレが先制です。
ビッグアーチは歓声に包まれました。
しかしその後もアルビペースです。
前半は何とか1対0で終えるも、シュート数は7対12.
ピンチの連続です。


後半に入っても、やはりアルビのペースで試合が進みます。
最後のところでDFが体を張って守り、また下田の好セーブなどで、ゴールを割らせません。
このままかと思われた試合が、64分に動きました。


右サイドを突破した松下のクロスを、矢野が体を張ってシュート。
下田が体に当てたものの、非情にもボールはゴールに吸い込まれました。
アルビレックスが1対1に追いつき、試合を振り出しに戻しました。
サンフレは427分ぶりの失点です。
ビッグアーチに大きな溜息が・・・。


その後はサンフレが試合を支配し、アルビゴールを襲います。
しかし、ゴールを割ることが出来ません。
刻一刻と時間が過ぎていき、試合はロスタイムへ。
諦めかけていたその瞬間、右サイドの駒野からのクロスがファーサイドに流れたところを、佐藤寿人が押し込んで2対1とサンフレが勝ち越し。
ビッグアーチは大歓声に包まれました。
寿人はユニフォームを脱いで、イエローカードを貰うというおまけ付きです。
まあ、これはご愛嬌といったところでしょう。


そのままタイムアップ、サンフレッチェが劇的な勝利。
これで公式戦6連勝で、順位も9位にまで上げました。
試合後にはホーム最終戦恒例のセレモニーが行われ、今年1年の感謝を込めてペトロビッチ監督のあいさつが行われ、その後選手は場内を1周して、サポーターに挨拶をして回りました。


時折強い雨が振ってきて肌寒かったのですが、行った甲斐がありました。
あとJ1リーグは1試合を残すのみです。
12月2日のエスパルス戦も勝って、最後を締めくくって欲しいですね。