サンフレ、07年十大ニュース

天皇杯で快進撃が続いているサンフレッチェですが、2回目のJ2降格という屈辱は忘れられません。
というわけで、中国新聞が選んだサンフレッチェの2007年の十大ニュースです。

サンフレ07年十大ニュース '07/12/31


(1) 2度目のJ2降格
 まさかのJ2降格だった。5月終了時に勝ち点21の7位と好位置につけながら、以後、2度の5連敗や球団ワーストタイの10試合連続白星なしなどで勝ち点32の16位で終了。J2の3位京都との入れ替え戦も1分け1敗に終わり、2度目の降格となった。ペトロビッチ監督が続投する中、FW佐藤寿人ら主力が残留を表明。1年でのJ1復帰へ態勢を整えている。


(2) フロント刷新 新社長に本谷氏
 27日の臨時株主総会と取締役会で、本谷祐一氏(元デオデオ取締役)が社長に就任した。降格の責任を取り、久保允誉社長は代表権のない会長、他の常勤取締役5人はいずれも退任した。本谷氏は広島の事業本部長やJ2草津代表取締役専務などで経営再建を進めた。手腕が期待される。


(3) 天皇杯 8大会ぶり決勝へ
 リーグ戦とはまるで別チーム。天皇杯では8大会ぶりに決勝へ進んだ。J2降格決定後、磐田、FC東京に2―0。準決勝もG大阪を3―1で下した。優勝すれば、前身の東洋工業時代以来の38年ぶり4度目、サンフレでは初の頂点。J2降格決定チーム初の制覇がなるか注目される。


(4) 代表で活躍
 多くの選手が代表で活躍した。日本代表のMF駒野友一、FW佐藤寿人は7月のアジア・カップで4位。U―22(22歳以下)日本代表では青山敏弘柏木陽介の両MFが日本の4大会連続五輪出場に貢献。U―20ワールドカップには柏木、DF槙野智章、FW平繁龍一が選ばれ16強。ただ、チーム成績には影響した。


(5) ナビスコ杯1次リーグ突破
 ナビスコカップで球団史上初の1次リーグ突破を果たした。優勝したG大阪や3連覇を狙った千葉が入った激戦区のA組。最初の2戦は落としたが、その後の4試合は無失点勝利。A組1位で通過した。7月にあった鹿島との準々決勝は1勝1敗だったが、得失点差で敗退が決まった。


(6) 「守乱」総失点71
 「守乱」に泣いた。総失点はリーグワーストの71(1試合平均失点2・09)に上った。34試合で無失点は2試合だけ。6月のアウエー鹿島戦と8月の地元FC東京戦は5失点を喫するなど、降格の要因となった。


(7) 佐藤3年連続2けた得点
 FW佐藤寿人が10月27日の地元千葉戦で今季10得点目。2005年から3年連続の2けた得点に達した。広島ではFW久保竜彦以来。8月のオールスターでも広島勢で初ゴールを決めた。来季もエースへの期待は大きい。


(8) ウェズレイJ1通算100得点
 FWウェズレイが3月31日の地元横浜M戦でJ1通算100得点を達成した。三浦知良中山雅史の両元日本代表FWに続く3人目。外国人選手では初という金字塔。今季も17得点を挙げたが、退団が決まった。


(9) J1最低の観客動員
 今季の総入場者数は19万4199人。昨季より4133人増えたが、1995年以来の最下位となった。9月15日の浦和戦は2年ぶりの2万人超えとなったが、春休みのナイター開催や秋以降の成績低迷が響いた。


(10) 服部 連続試合出場の新記録
 「鉄人」MF服部公太が12月1日の最終節、地元G大阪戦でGKを除く連続試合出場132試合の新記録を達成した。「フルタイム」は10月20日のアウエー大宮戦で途中交代し、126試合でストップした。

今年はペトロビッチ監督の手腕に期待していただけに、本当に残念な結果に終わりました。
2008年はJ2に戦いの場を移します。
1年でのJ1復帰を目指して・・・。


その前に天皇杯GETだぜ!