道路特定財源の一般財源化
びっくりです。
福田康夫首相は27日、緊急記者会見し、道路特定財源を2009年度から一般財源化し、道路整備中期計画の期間を10年から5年に短縮する方針を表明しました。
福田内閣総理大臣記者会見
平成20年3月27日
平成20年3月27日、福田総理は総理大臣官邸で記者会見を行い、道路関連法案・税制の取り扱いについて、以下のとおり表明しました。
道路関連法案・税制の取り扱いについて
1. 地方財政や国民生活の混乱を回避するため、平成20年度歳入法案の年度内成立。
2.道路関連公益法人や道路整備特別会計関連支出の徹底的な無駄の排除。
3.道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止し21年度から一般財源化。
4.暫定税率分も含めた税率は、環境問題への国際的な取組み、地方の道路整備の必要性、国・地方の厳しい財政状況を踏まえて検討。
5.道路の中期計画は5年として新たに策定。
6.新たな整備計画は、20年度道路予算の執行にも厳格に反映。 20年度予算における一般財源としての活用は、民主党から現実的な提案があれば協議に応じる。
これで打開策となるのでしょうか?
一般財源化が良いのかどうかも不透明な中、首相が道路特定財源の一般財源化を表明いたしました。
これにより民主党側に賽は投げられた格好になります。
民主党がどう出るのかが注目されます。
道路特定財源:福田首相会見 詳報その1 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080327mog00m010038000c.html
道路特定財源:福田首相会見 詳報その2 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080327mog00m010039000c.html
道路特定財源:福田首相会見 詳報その3 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080327mog00m010040000c.html