日本代表

今回、ジーコジャパンの挑戦は予選敗退と言う結果に終わってしまいました。
それどころか、アジア勢(オーストラリアは除く)が全滅と言う厳しい現実が待ち構えていました。


この4年間の歩みは何だったんでしょうか?
2002FIFAワールドカップ日韓大会での、ベスト16と言う結果を受けて発足したジーコジャパン
求められたのは当然に前回以上の結果です。
しかし、ジーコ監督自体、戦う姿勢だったのでしょうか?

「(相手が)上背があるのは当然分かっていた。そのために不必要なファウルをしないことを言ってきた。残念ながら体格差で踏みつぶすサッカーはこれからも続く。体格差を克服することが必要だ」
「90分を通して体格の良い選手の攻撃に耐えうるベース。腰を中心とした下半身、上半身、この辺を鍛えないといけない。各クラブや代表で補強することを心掛けたが、思うようにいかなかった」

そんなことは監督に就任した4年前に、判っていた事実ではないのでしょうか?


もちろん結果論です。
そこを踏まえて話を聞いてください。


問題点はたくさんありました。
1.海外組みを優先しすぎたこと
2.レギュラーとサブとの壁を取り払わなかったこと
3.親善試合等でも固定メンバーで戦ったこと
4.それほど多くのJリーグの試合(選手)を観ていないこと
そのほかにも、いろいろ言われています。
まさに指摘のとおりだと思います。


選手の戦う姿勢が見られないのなら、そのための仕掛けをすればいいことです。
体格が足りないのなら、そういった選手を召集して鍛えればいいことです。
いくらでもやれることはあったはずです。
われわれサポーターが見たかったのは、あんなサッカーではありません。


シュートを撃たない(撃てない)FW。
フリーキックしか蹴られない10番。
自分のエゴを通すMF。
体を張って守れないDF。
安定感のないGK。
90分間戦えない選手達。
戦術を知らない監督。
間違いなくこの4年間で日本のサッカーは、世界のサッカーから取り残されています。
進歩がなかったと言えば、それまでです。


興味深い記事があります。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/special/2006_japan_wc/rensai_saisei/kijilist.html


日本サッカー協会も年代別の育成方法を、もう一度見直す必要があるのかも知れません。
もちろん、この10年ぐらいの間に日本のサッカーレベルが向上していることは、紛れもない事実です。
また常に新しい情報を取り入れ、適切な指導方法を確立して行っておられます。
しかし、もっともっとレベルアップしていかないと、世界に追いついて行く事は出来ません。
そのためのお手伝いは、われわれJFA加盟チームが積極的に担っていかなければなりません。
特に4種(少年)年代の育成は、今後の日本サッカーにとって重要なものになることでしょう。
頑張るしかありません。


もう4年後の、「2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会」への道は始まっています。
ジーコの後任監督のうわさもちらほらと聞こえてきています。
次の4年間は今回大会以上に厳しいものになるでしょう。
アジア枠の削減の問題、オーストラリアがOFC(オセアニアサッカー連盟)からAFCアジアサッカー連盟)への移籍、韓国、中国の伸び等、日本代表を取り巻く環境は厳しくなることでしょう。
でもサポーターはみんな、2010年も日本代表の勇姿を見たいと思っています。


サポーターは何時までも応援し続けます・・・。
NIPPON! NIPPON! NIPPON! NIPPON! NIPPON! NIPPON! NIPPON! NIPPON! NIPPON! NIPPON!・・・・・・・・・!!