2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会

やっぱりって言うか、個人的に残念なニュースです。
心配していたことが、早くも警鐘として、HPに載っています。

南アW杯来るな!!観戦命懸けHPで警告


2010年にサッカーW杯が開催される南アフリカの男性が、凶悪犯罪が多い南アフリカに来ないよう呼び掛けるホームページ(HP)を開設した。自国を「地上の地獄」「殺人首都」と表現し、来るなら命懸けの覚悟を持つよう警告。治安が改善しない場合、絶対開催するなと主張している。実際、南アフリカは世界有数の犯罪発生率で、年間約1万9,000人が殺害されている。日本大使館でも「歩けばほぼ100%強盗に襲われるエリアさえある」と話している。


HPは「クライム・エクスポ・SA(犯罪の大博覧会・南アフリカ)」という名称で、ケープタウン保険業ニール・ワトソン氏が運営している。4年後のW杯南アフリカ大会について、ワトソン氏は「今の治安の悪さが続けば、外国人観光客らが被害に遭い、大混乱に陥る」と危惧(きぐ)し、HP作成を思い付いた。


HPでは、W杯観戦のため南アフリカに来ることを考えている観光客に対し「地上の地獄に足を踏み入れることになる」「世界の殺人首都に来る前に、さらに2度(来るかどうか)考えて」と警告。殺人事件の現場写真も公開している。今後は被害者らの手紙も載せる予定だ。ワトソン氏は「HPは政府に圧力をかけ犯罪を減らすのが目的。改善しなかったら、絶対にW杯を開催すべきでない」と強調している。


南アフリカの治安の悪さは世界有数で、特に2会場が使用される予定のヨハネスブルクは、殺人、強盗、強姦(かん)などが続発し「世界最悪の犯罪都市」と不名誉な呼ばれ方をするほどだ。タクシーを降りたら、ホテル玄関まで全力疾走するのが当たり前という戦場のようなエリアもある。


05年3月までの1年間の殺人事件発生率は、日本の約37倍で、日本大使館によると、同時期、1万8,793人が殺害された。最も多い凶悪犯罪であるカージャックなどの武装強盗は、同時期12万6,789件。昨年度、日本人が被害に遭った件数は報告分だけで41件。うち20件が強盗という。日本大使館では「日本人の被害は実際はもっと多いと思う。ヨハネスブルクの中心地区などは、日中でも日本人が歩いていたらほぼ100%襲われる」としている。


日本の外務省もヨハネスブルクプレトリアケープタウン、ダーバンの各都市に対し危険情報を出している。現地在住の日本人は「このままの治安だった場合、私もW杯開催に反対です」と話している。


[2006年7月19日8時2分 ニッカンスポーツ 紙面から]

こちらがその南アフリカの男性のHPです。
http://www.crimexposouthafrica.co.za/
もちろん読めませんが・・・。


まだ、4年近くあります。
南アフリカ政府は、治安回復に努めていただきたいと思います。
と同時に、FIFAは安全に開催出来るかどうかの調査を行って、正しい判断をするべきではないでしょうか?


ある掲示板では、「これで2010年大会はチケットはとても入手しやすいのではと思われます(笑)。」と書いてありました。
確かにそうですが・・・。(-_-;)


個人的にはオーストラリアで代替開催をして欲しいなと思っています。