路線価

平成18年分の路線価が8月1日、国税庁から発表になりました。
http://www.nta.go.jp/category/rosenka/rosenka.htm


最高路線価のトップは21年連続して東京・銀座五丁目の文房具店「鳩居堂」前の銀座中央通りで、1㎡当たり前年比360万円上昇し1,872万円です。
1,872万円ですよ。
すごいですよねぇ。

国税庁は1日、相続税贈与税の算定基準となる06年分の路線価を公表した。
全国約41万地点の標準宅地の平均路線価は、1平方メートル当たり11万4000円(前年比0.9%増)で、14年ぶりに上がった。
バブル崩壊後初の上昇だ。景気回復により土地取引が活性化している3大都市圏や地方の中心都市でアップし、その他の地域も下げ幅が前年より縮小した。


都道府県別でみると、上昇は東京、千葉、愛知、大阪、京都の5都府県のみ。
東京は唯一2年連続で上昇しており、再開発の進む東京駅や立川駅などターミナル駅周辺、ブランドショップの集まる銀座などで上げ幅が10%以上となった。


その他の地域の下落幅は2年連続で縮小しており、下げ止まりの傾向が強まった。
大型商業施設の撤退や郊外型小売店の進出などの影響で、集客力を失った中心商業地では大きく下落している地点もある。


都道府県庁所在地の最高路線価で前年より上がったのは15都市で、昨年の6都市に比べ大幅に増加した。
上昇率が最も大きかったのは、名古屋市中村区名駅1丁目で、26.4%。
06年分から上昇に転じたのは、札幌、仙台、さいたま、千葉、静岡、大津、神戸、岡山、広島の9市。


前年より下落幅が拡大したのは、盛岡、長野、山口、徳島、松山の5市。
05年分で下落率が20%を超えたのは、甲府(前年比25.0%)、秋田(同24.3%)の2市あったが、今回は最高でも秋田の17.9%だった。


毎日新聞)- 8月1日


しかしこれは、あくまで全国平均の路線価の話です。
中国地方に目を向けますと、下げ幅が縮小したとはいえ依然として5県ともダウンしています。
特に島根県は下げ幅(2.0%)が拡大した模様で、5万円(5.7%)下がり6年連続で減少しています。
いつになったら、地方の景気が回復するのでしょうか。


ちなみに、chika-chanちの周りは倍率方式の地区(いなか)です。
(^_^;)