職業奉仕

今日は浜田ロータリークラブの第1回目のIDM(Informal Discussion Meeting)が、浜田市栄町の十久里で行われました。
今回は、宮田パスト会長を講師にお迎えして、「職業奉仕について」と題してお話を伺いました。

職業奉仕について


事業のリーダーとして、ロータリアンは、四大奉仕部門の1つである職業奉仕を通じてその技能や経験を分かち合います。
職業奉仕活動によって、指導や専門知識を必要とする地域社会の働く人々の生活向上のために、非常に重要な役割を果たすことができます。
数多くの職業奉仕活動(個人指導、キャリア推進デー、職業賞、事業援助、クラブ例会での職業に関する卓話など)の1つに参加することによって、自分の経験を他の人々のための貴重な資源とすることができるのです。

http://www.rotary.org/languages/japanese/programs/vs.html

職業宣言


事業または専門職務に携わるロータリアンとして、私は以下の要請に応えんとするものである。
1.職業は奉仕の一つの機会なりと心に銘せよ。
2.職業の倫理的規範、国の法律、地域社会の道徳基準に対し、名実ともに忠実であれ。
3.職業の品位を保ち、自ら選んだ職業において、最高度の倫理的規準を推進すべく全力を尽くせ。
4.雇主、従業員、同僚、同業者、顧客、公衆、その他の事業または専門職務上関係を持つすべての人々に対し、ひとしく公正なるべし。
5.社会に有用なすべての業務に対し、当然それに伴う名誉と敬意を表すべきことを知れ。
6.自己の職業上の手腕を捧げて、青少年に機会を開き、他人からの、格別の要請にも応え、地域社会の生活の質を高めよ。
7.広告に際し、また自己の事業または専門職務に関して、これを世に問うに当たっては、正直専一なるべし。
8.事業または専門職上の関係において、普通には得られない便宜ないし特典を、同僚ロータリアンに求めず、また与うることなかれ。

http://www.rotary.or.jp/program/syokugyou/gaiyou.html


10月はロータリークラブの職業奉仕月間です。
職業奉仕と言うと勘違いをされて、無料相談会をするとか、ボランティアをするとかと思われる方も大勢います。
しかし、真の職業奉仕とは「その職業を通して社会に貢献すること」です。


まさに「自利利他」です。
TKC全国会創設者飯塚毅氏のおっしゃられた、「世のため人のため、つまり会計人なら、職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ。」と言うことに通じるものです。