Jユースサハラカップ2006、決勝戦


サンフレッチェ優勝、おめでとう!
と、トップチーム(J1リーグ)で、叫びたいですね。


Jユースサハラカップ2006の決勝戦が、今日神戸ユニバ(神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)で行われました。
サンフレッチェ広島F.CユースFC東京U-18の一戦です。
この両チームは3年前のジュニアユース(中学年代の大会)の決勝戦であたっており、その時はFC東京が優勝しています。
もちろんメンバーは入れ替わっていますが、そういった意味で因縁の一戦です。


広島がFC東京を下し3年ぶり3度目の栄冠に輝く


12月24日(日)神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でJユースサハラカップ2006 決勝が開催された。決勝に残ったのは、サンフレッチェ広島F.CユースFC東京U-18。高校年代を代表する選手を揃えた強豪同士の対戦となった。


試合はまさしく一進一退。序盤で主導権を握ったのは広島だったが、FC東京もDF吉本一謙を中心としたディフェンス陣が粘り強く跳ね返す。次第に中盤から前もリズムをつかみ、得意の素早いパス交換から広島ゴールへ迫るシーンも作り出した。後半に入ると、FC東京がさらに攻勢を強めたが、広島も気持ちの入った守備で対抗。体を張って最後まであきらめない守備で、得点を許さなかった。広島の得点は81分。FW中野裕太のシュートがDFに当たり、空高く上がる。このボールに対してMF保手濱直樹が飛び出し、FC東京のGK権田修一と交錯。こぼれたところを粘り強く保手濱が流し込み、広島が先制した。これで攻めに傾かざるを得なくなったFC東京に対し、広島は87分にもカウンターから中野が決定的な2点目を奪い取る。結局、2-0のまま試合終了となり、広島が3年ぶり3度目となる優勝を決めた。

序盤ペースを掴んだのはサンフレッチェ
中盤を支配しFC東京ゴールに迫ります。
平繁のフリーキックがバーに当たるなど運もなく、得点することが出来ません。
そのうち、徐々にFC東京のペースに。
FC東京に何度も決定的なシーンを作られますが、DFが体を張って守ります。
2度もポストに当たってゴールにならないなど、運も味方しています。
後半集中を切らさなかった広島が、81分幸運な1点を先制すると、6分後の87分にも追加点をあげました。
結局2-0で、サンフレッチェ広島F.Cユースが3年ぶり3回目の優勝を飾っています。


この大会を最後に3年生は、進路がばらばらになります。
Jリーグに進む者や大学に進学してサッカーを続ける者、そしてサッカーから離れる者などいろいろです。
試合に出られない、ベンチに入れない3年生のためにも頑張る、そういった思いを胸に抱いて、選手は戦っています。
本当に感動的な試合でした。


サンフレッチェのユース年代は、毎年ある程度の実績を残しています。
それがトップチームの成績に結びついていないのが残念です。


しかし今年は若手が伸びてきて、青山や柏木、高柳といった若手が台頭してきています。
近いうちにJ1リーグで優勝争いをしてくれることでしょう。
今から、来年が楽しみです。