所得税収、16兆円台

2007年度の税収見通しが発表になりました。


財務・総務両省が22日の政府税制調査会に提出した資料によりますと、所得税収が法人税収をわずかに上回るようです。
07年から全廃される定率減税の影響と、配当所得の伸びによるものです。

【主要税目の2007年度税収見通し】
 
《 国 税 》

 税 目   億 円 増減率
 所得税   165,450   29.4 
 法人税   163,590   25.3 
 消費税   106,450   1.0 
 酒税   14,950   -4.9 
 たばこ税   9,260   -1.5 
(一般会計計)  534,670   16.5 

 
《 地方税 》

 税 目   億 円 増減率
 個人住民税   123,692   41.2 
 地方法人2税   96,168   20.0 
 固定資産税   85,768   2.2 
地方税計)  403,728   15.7 


※ 増減率は06年度当初予算比増減率%
(注) 地方税地方財政計画額ベース


06年度は大企業を中心とした景気回復の影響により、法人税収が大きく増加し18年ぶりに所得税収を上回りそうです。
しかし、07年度は再び逆転する見込みです。


日本経済新聞のこの記事のホームページアドレスです。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070123AT3S2201H22012007.html