中央社会保険医療協議会(中医協)改革

中央社会保険医療協議会は、厚生労働大臣の諮問機関で、診療報酬を決定する役割を担っています。
その委員は20人で構成され、現在の内訳は、「診療側」委員(日本医師会など)と、医療費の「支払い側」委員(健康保険組合連合会など)が各8人となっており、残り4人が学識経験者ら公益代表委員となっています。


その委員のうち、日本歯科医師会代表(診療側)と、船員保険代表(支払い側)の委員がそれぞれ2人から1人に減少します。
その結果、中立的な立場の公益代表が2人に増え、6人になりました。


この中医協改革は、2004年の診療報酬改定贈収賄事件がきっかけとなっています。


診療側、支払い側の委員枠が減ることにより、結果として厚生労働省の意見が色濃くなることが予想されます。。
診療を受ける側の意見は反映されるのが、一番大切だと思うのですが。
いかがでしょうか。


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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070219ia01.htm