平成19年度中国統一研修会

今日から研修ウィークの始まりです。
まず今日は、中国税理士会の「平成19年度中国統一研修会」が広島でありました。


この中国統一研修会は、中国5県6か所(広島のみ西部と東部の2か所)で開催されます。
もちろん、島根県でも松江市で開催されます。
しかし、特急電車で1時間40分前後かかってしまうので、余程のことがない限り広島で受講しています。


今回の中国統一研修会のテーマは、「平成19年度税制改正と中小企業への影響」と題して、講師に東京税理士会所属の岩下忠吾先生をお迎えして行われました。

平成19年度税制改正と中小企業への影響


【平成19年税制改正の概要】


1.減価償却制度(所法49、法法31)


2.中小企業関係税制


3.国際課税


4.組織再編税制・信託税制等


5.金融・証券税制


6.住宅・土地税制


7.納税環境整備


8.その他


【取引相場のない株式の評価の改正と種類株式】


1.平成8年財産評価基本通達のうち株式の改正内容


2.種類株式と評価
 1 議決権の概要(会社法108条)
 2 種類株式を発行している場合の議決権割合の判定
 3 事業承継に伴う支配権の確保
 4 種類株式の評価
 5 株式委譲(移譲)の方法


今回の税制改正で注目すべき点は、減価償却制度の改正といえます。
償却可能限度額及び残存価額が廃止されたことは画期的です。
企業の設備投資意欲が今後拡大することは、間違いのないことでしょう。


また、会社法の施行に伴う種類株式の評価は、結構難しい内容となっています。
1回聞いただけでは、なかなか理解しにくいですね。
もっと勉強しなければいけませんね・・・。


明日からも研修です。
体調を整えて、頑張りまっす!