ホンダ・フィット、フルモデルチェンジ

ホンダは18日、6年4か月ぶりにコンパクトカーの「フィット」をフルモデルチェンジし、26日から国内販売を開始すると発表しました。
月間1万2000台の販売を目指します。


初代フィットは全世界で200万台以上を販売した、大ヒットモデルです。
2代目フィットは、初代モデルから「マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想」を受け継いでおり、乗員スペースはさらに広く、メカはコンパクトに抑えることで、さらなる空間の広さを確保しています。
ボディサイズは若干大きくなり、全長3900mm(先代比:+55mm)×全幅1695mm(+20mm)×全高1525mm(±0)、ホイールベース2500m(+50mm)。


エンジンは、最高出力100psを発生する新開発の1.3リッター i-VTEC(100ps/6000rpm、13.0kgm)と、120psの1.5リッター i-VTEC(120ps/6600rpm、14.8kgm/4800rpm)の2タイプ。
CVTの組み合わせで、燃費は1.3リッターが24km/L、1.5リッターは19.6km/Lの低燃費を実現しています。


初代フィットは、2002年に「トヨタ・カローラ」から年間販売台数トップの座を奪ったベストセラーモデルです。
ホンダといえばBIGヒットを出した後は、かなり高い確率でコケル傾向にあります。
オデッセイやステップワゴンがその典型ですが、2代続けてヒットすることは少ないです。


それだけに今回の2代目フィット、相当気合いが入っています。
キープコンセプトながら室内のゆとりも著しく向上し、ラゲッジルームの使い勝手もアップしています。


さて「スモールカーナンバーワン」に返り咲くことが出来るのでしょうか。


http://www.honda.co.jp/Fit/