実質公債費比率

実質公債費比率とは、収入のうち借金返済に充てる資金の割合を示します。
その割合が18%以上になると、地方債の発行に国などの許可が必要になります。
また25%を突破すると公共事業などの起債が制限される「危険水域」とみなされます。


その実質公債費比率のランキングです。

実質公債費比率 (06年度、%)


ベスト10

 1   瑞穂市岐阜県)   3.7 
 1   北名古屋市(愛知県)   3.7 
 3   日野市(東京都)   5.0 
 4   刈谷市(愛知県)   5.1 
 5   戸田市(埼玉県)   5.3 
 6   岡崎市(愛知県)   5.4 
 7   袖ケ浦市(千葉県)   5.5 
 8   武蔵村山市(東京都)   5.7 
 9   愛西市(愛知県)   5.8 
 10   御前崎市静岡県)   6.4 


ワースト10

 1   夕張市(北海道)   38.1 
 2   歌志内市(北海道)   35.3 
 3   新庄市山形県)   30.1 
 4   赤平市(北海道)   27.9 
 5   三笠市(北海道)   27.4 
 6   安芸市高知県)   27.0 
 7   長井市山形県)   26.7 
 8   芦屋市(兵庫県)   26.4 
 9   横浜市(神奈川県)   26.2 
 10   摂津市大阪府)   25.7 

(参考)

 11   安来市島根県)   25.1 
 12   浜田市島根県)   25.0 


愛知県周辺は活気があるみたいです。
なかでも瑞穂市北名古屋市の3.7は立派な数字です。


逆にワーストに目をやると、北海道が目に付きます。
しかし、芦屋市、横浜市摂津市のような都会地にも実質交際費比率が悪い都市もあります。


最高までに12番目に浜田市が登場します。
洒落になりません。


08年度から新しい財政再建制度が開始されます。
実質公債費比率や実質赤字比率などの4つの指標により、自治体の財政の健全度を測ります。
それまでに何とかしないといけませんね。