税理士試験合格発表

税理士（仕事）

平成19年度（第57回）税理士試験の結果が発表になりました。


平成19年度（第57回）税理士試験結果（試験地別）
（単位：人、％）

試験地 受験 受験者数 受験率 延受験申 延受験 受験率 合格者 一部科目 合格者 合格率
　 申込者数 (A) 　 込科目数 科目数 　 　 合格者 合計(B) (B/A)
　札幌市　 　1,447　 　1,204　 　83.2　 　2,303　 　1,738　 　75.5　 　29　 　155　 　184　 　15.3　
　仙台市　 　2,005　 　1,692　 　84.4　 　3,168　 　2,467　 　77.9　 　18　 　196　 　214　 　12.6　
　埼玉県　 　5,492　 　4,670　 　85.0　 　8,871　 　6,960　 　78.5　 　106　 　759　 　865　 　18.5　
　東京都　 　28,317　 　22,828　 　80.6　 　47,325　 　33,860　 　71.5　 　393　 　3,103　 　3,496　 　15.3　
　金沢市　 　993　 　786　 　79.2　 　1,566　 　1,147　 　73.2　 　7　 　73　 　80　 　10.2　
　名古屋市　 　5,245　 　4,368　 　83.3　 　8,136　 　6,266　 　77.0　 　83　 　644　 　727　 　16.6　
　大阪（京都)府　 　12,939　 　10,813　 　83.6　 　20,645　 　15,857　 　76.8　 　272　 　1,679　 　1,951　 　18.0　
　広島市　 　1,717　 　1,449　 　84.4　 　2,773　 　2,126　 　76.7　 　16　 　166　 　182　 　12.6　
　高松市　 　1,489　 　1,254　 　84.2　 　2,352　 　1,835　 　78.0　 　28　 　169　 　197　 　15.7　
　福岡県　 　3,540　 　2,972　 　84.0　 　5,815　 　4,479　 　77.0　 　51　 　350　 　401　 　13.5　
　熊本市　 　1,151　 　975　 　84.7　 　1,841　 　1,450　 　78.8　 　8　 　93　 　101　 　10.4　
　那覇市　 　371　 　313　 　84.4　 　546　 　435　 　79.7　 　3　 　26　 　29　 　9.3　
　合計　 　 　（13,788）　 　 　 　 　 　（315）　 　（2,137）　 　（2,452）　 　
　 　64,706　 　53,324　 　82.4　 　105,341　 　78,620　 　74.6　 　1,014　 　7,413　 　8,427　 　15.8　
18年度合計 　 　（14,280）　 　 　 　 　 　（345）　 　（2,655）　 　（3,000）　 　
　 　66,084　 　54,203　 　82.0　 　108,588　 　80,662　 　74.3　 　1,126　 　8,726　 　9,852　 　18.2　

(注）合計欄の括弧書は内書で女性数を示す。


今年は試験が難しかったのでしょうか。
前年の18.2％に対して、15.8％と2.4ポイントもダウンしています。
合格者を地域別で見てみると、今年も埼玉県、大阪府、名古屋市の順になっています。
それに対して、那覇市、金沢市、熊本市の結果が揮いません。
また今年も女性の合格者が29％おられますが、合格率は合計の15.8％に対して、女性の場合17.7％と高くなっています。


平成19年度（第57回）税理士試験結果（学歴別・年齢別）
（単位：人、％）

学歴等 受験者数 合格者 一部科目 合格者 合格率
区分 (A) 　 合格者 合計(B) (B/A)
【学歴別】 　 　 　 　 　
　大学卒　 　38,968　 　805　 　5,459　 　6,264　 　16.1　
　大学在学中　 　3,042　 　−　 　590　 　590　 　19.4　
　短大・旧専卒　 　2,138　 　36　 　179　 　215　 　10.1　
　専門学校卒　 　4,697　 　92　 　536　 　628　 　13.4　
　高校・旧中卒　 　3,729　 　67　 　462　 　529　 　14.2　
　その他　 　750　 　14　 　187　 　201　 　26.8　
【年齢別】 　 　 　 　 　
　41歳以上　 　9,861　 　185　 　572　 　757　 　7.7　
　36〜40歳　 　7,403　 　177　 　790　 　967　 　13.1　
　31〜35歳　 　12,426　 　302　 　1,590　 　1,892　 　15.2　
　26〜30歳　 　13,491　 　268　 　2,211　 　2,479　 　18.4　
　25歳以下　 　10,143　 　82　 　2,250　 　2,332　 　23.0　
　合計　 　53,324　 　1,014　 　7,413　 　8,427　 　15.8　


年齢別では25歳以下が23.0％と高く、次いで26〜30歳の18.4％となっています。
41歳以上では7.7％と厳しい結果が出ています。


平成19年度（第57回）税理士試験結果(受験者数・合格者数・合格率）
（単位：人、％）

科目 受験者数 合格者数 19年度合格率 18年度合格率
　簿記論　 　25,922　 　3,253　 　12.5　 　14.9　
　財務諸表論　 　20,164　 　3,056　 　15.2　 　18.5　
　所得税法　 　3,153　 　401　 　12.7　 　12.3　
　法人税法　 　8,147　 　1,004　 　12.3　 　12.4　
　相続税法　 　4,664　 　459　 　9.8　 　10.2　
　消費税法　 　11,144　 　1,130　 　10.1　 　11.5　
　酒税法　 　1,090　 　111　 　10.2　 　11.3　
　国税徴収法　 　1,211　 　132　 　10.9　 　9.7　
　住民税　 　506　 　76　 　15.0　 　8.6　
　事業税　 　719　 　69　 　9.6　 　12.6　
　固定資産税　 　1,900　 　268　 　14.1　 　11.9　
　合計　 　78,620　 　9,959　 　12.7　 　14.5　


受験科目別では、前年より下がったとはいえ、財務諸表論が相変わらず高めの結果が出ています。
それと今年は住民税の合格率が前年の8.6％から15.0％となっており、大幅にアップしているのが目立ちます。
その他の科目は10〜12％で推移しています。

事務所スタッフも2名受験したようです。
結果は･･･。orz
来年に期待ですね。