「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い

いきなりなんて題名でしょう。


前作「食い逃げされてもバイトは雇うな」を全否定です。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」を購入した人はどうなるんでしょう?

【目次】


はじめに 宝くじは有楽町で買うべきか否か


第1章 数字の達人は、特になにもしない
       ――数字のウソ


第2章 天才CFOよりグラビアアイドルに学べ
       ――計画信仰


第3章 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い
       ――効率化の失敗


第4章 ビジネスは二者択一ではない
       ――妙手を打て



終 章 会計は世界の1/2しか語れない
       ――会計は科学


あとがき


いらない心配でした。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」は『禁じられた数字〈上〉』で、今回は『禁じられた数字〈下〉』となっています。
しかも『さおだけ完結編』です。


この本の目的は、2つあります。
数字が苦手な方が、「数字の裏側」を読めるようになること。
「会計がわかればビジネスがわかる」といった会計に対する誤解を解くこと。
この2つです。


そして結局は、数字のセンス・・・複数の視点を持つことが大切なのです。
数字を使いこなし、数字に騙されない。
つまり「考える力」を養うことが必要になってくるのです。
特に我々のような仕事をしている人間にとっては・・・。


楽しく読めて、考えさせられる1冊です。