住民基本台帳人口移動報告(平成19年結果)

総務省は28日、住民基本台帳に基づく2007年の人口移動報告を公表しました。
転入が転出を上回る「転入超過」は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、三重県及び滋賀県の7都県にとどまり、40道府県が「転出超過」でした。


兵庫県と福岡県が前年度の転入超過から、転出超過に転じました。
都道府県別の転入超過は東京都が94,500人で最多、神奈川県32,474人、愛知県20,520人と続いています。
愛知県を除く6都県で転入増加率が上昇しています。
転入超過率が最も高いのは東京都の0.76%。3位は神奈川県(0.37%)、3位は千葉県(0.33%)となっており、首都圏に集中しています。


京都府沖縄県など28道府県で前年より転出超過数が増えています。
転出超過は北海道が20,267人で最多、次いで青森県10,274人、長崎県10,064人の順です。
また高知県沖縄県など30道府県で、前年に比べ転出超過率が上昇しています。
青森県(転出超過率は0.73%)、長崎県(0.70%)、秋田県(0.61%)となっています。


改めて、地方から大都市部への人口の流出が浮き彫りとなりました。

住民基本台帳人口移動報告


 住民基本台帳人口移動報告は、住民基本台帳に基づき、月々の国内の都道府県、大都市間の転入・転出の状況を明らかにすることにより、各種白書や地域人口の動向研究等の基礎資料を毎月提供しています。


更新情報
平成20年4月28日に平成19年(移動者数及び移動率の状況)の結果を公表しました。  http://www.stat.go.jp/data/idou/2007np/ritsu/youyaku/index.htm
平成20年3月28日に平成20年2月分の結果を公表しました。

島根県はかろうじて転出超過率が減少しています。
しかし転出超過には違いありません。
県としても対策はしているのでしょうが・・・。


格差解消に効果的なものはないのでしょうか?


住民基本台帳人口移動報告 平成19年結果(要約)〜移動者数及び移動率の状況〜 http://www.stat.go.jp/data/idou/2007np/ritsu/youyaku/index.htm
住民基本台帳人口移動報告 結果の概要 http://www.stat.go.jp/data/idou/2007np/ritsu/pdf/gaiyou.pdf