プリウス、累計販売100万台突破
トヨタ自動車のプリウスが、世界での販売累計が4月末までに100万台を突破しました。
1997年にトヨタが世界初の量産型ハイブリッドとして発売してから、10年5か月での達成です。
プリウスは、エンジンとモーターを併用するハイブリッド車です。
環境意識の高まりやガソリン価格の高騰を追い風に、国内や北米で販売を拡大しました。
4月末での累積販売台数は102万7700台となり、このうち約6割を北米、約3割を日本が占めています。
トヨタはミニバン「エスティマ」など10車種にもハイブリッド仕様車を設定しています。
総販売台数のうち7割がプリウスです。
97年当時には、ハイブリッド車は燃料電池車などが普及するまでの一時的な技術との見方がありました。
しかし、現在では国内・国外のメーカーがハイブリッド車技術を競っています。
今後も、燃料電池車、新世代ディーゼル車などとともに、なるべく環境に負荷をかけない自動車として、ハイブリッド車の需要は増えていくことでしょうね。