大変なことに

[ひとり言] 四川省・大地震ミャンマー・サイクロン被害
アジアで大規模な自然災害が続けて起きました。
5月12日四川省でおきた大地震と、5月2日から翌3日にかけてミャンマーで起きたサイクロン被害です。


四川省・大地震は死者が、18日午後2時(日本時間同3時)の時点で3万2476人に上ったと、中国政府が発表しました。
負傷者は22万0109人、
なおも9500人余りが生き埋めになっているとのことです。
また中国地震局は、12日に起きた地震マグニチュード(M)を当初の7.8から8.0に引き上げました。
地震の悲惨さがうかがえます。


生き埋め現場での救出作業はますます困難になってきていますが、150時間ぶりに救出される人もありました。
日本の国際緊急救助隊は、汶(さんずいに文)川県曲山鎮の中学校で引き続き救出活動に当たっています。


四川省・大地震の影に隠れたようになっていますが、ミャンマー・サイクロン被害もかなり深刻です。
大型サイクロン「ナルギス(Nargis)」による被害は、死者は最低でも6万5000人、アメリカ外交筋によりますと10万人を超える可能性があるとのことです。


またミャンマーの場合サイクロン被害も相当なものがありますが、ミャンマー軍事政権が混乱に拍車をかけています。
諸外国の救援活動を拒んだり、救助物資の横流しが表面化したりしています。
人道的に見ても決して許される行為ではなく、国際社会から孤立しています。


四川省ミャンマー両地区の一刻も早い復旧を望みます。