平成19年分確定申告状況等
国税庁から、平成19年分の所得税、消費税、及び贈与税の確定申告状況等が発表されました。
平成19年分の所得税、消費税及び贈与税の確定申告状況等について
平成20年5月
国税庁国税庁は、平成19年分の所得税、個人消費税及び贈与税の確定申告の状況をはじめ、確定申告に係る各種施策の実施状況をまとめましたので報告します。
? 確定申告の状況
1 所得税の申告状況
(1)確定申告書の提出状況 (表1) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo01
提出人員は2,362万人で、9年連続で過去最高を更新
(2)申告納税額のあるものの状況 (表2) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo02
納税人員・所得金額は減少、申告納税額は増加
○ 所得者区分別の状況 (表3) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo03
事業所得者、その他所得者いずれも納税人員は減少
(3)還付申告の状況 (表1) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo01
還付申告は1,269万人で、3年連続で過去最高を更新
(4)譲渡所得の申告状況
土地等の譲渡所得の金額は増加
(表4-1) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo04-1
(表4-2) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo04-2
2 個人事業者の消費税の申告状況 (表5) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo05
申告件数・納税申告額のいずれも減少
3 贈与税の申告状況 (表6) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo06
相続時精算課税を適用した申告人員が増加
? 各種施策の実施状況
1 確定申告書等作成コーナーの利用状況 (表7) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo07
作成コーナーによる申告書の提出件数は488万件と増加
2 国税電子申告・納税システム（e-Tax）の利用状況 (表8) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo08
所得税・個人消費税のe-Tax利用件数は392万1千件と増加
3 閉庁日における申告相談の状況 (表9) http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2008/7073/01.htm#hyo09
閉庁日の相談件数は18万7千件、申告書収受件数は25万8千件と増加
「確定申告書等作成コーナー」の利用が伸びています。
対前年比144.7％の高い伸び率です。
特に税務署設置分が283万人で、ホームページ分205万人を逆転しています。
また、国税電子申告・納税システム（e-Tax）の利用が392万1千人となっており、対前年比で661.7％と急激に伸びています。
これは目標値を大きく上回っています。
官民一体となって努力した結果だといえます。
ただし来年以降のハードルが高くなったことも事実です。
引き続き目標達成に向けた努力をしていく必要がありそうです。
