安全なスタジアムづくり

Jリーグの存在意義を問われかねないような事件等の発生を受けて、5月22日Jリーグでは臨時合同実行委員会を開催し、下記公式発表を行いました。

                                  2008年5月23日
                                  社団法人 日本プロサッカーリーグ
「安全なスタジアム」づくりの実現に向けて


Jリーグは、これからも、世界に誇れる「安全で快適なスタジアム」、「地域に愛されるクラブ」づくりを実現し、常にフェアで魅力的な試合を行うことで、地域の皆様に夢と楽しみを提供していきます。


 Jリーグでは、5月17日(土)開催の浦和レッズvsガンバ大阪埼玉スタジアム)で発生したサポーター同士の衝突、また、鹿島アントラーズ所属の選手による酒気帯び運転、選手やスタッフの交通事故、法律や社会規範に反する事件など、皆様の信頼を損なうような重大な不祥事が続きました。
 この度の一連の不祥事について、Jリーグ・Jクラブの責任は非常に重く、全国のファン・サポーターの皆様、スポンサーや関係者の皆様に、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
 Jリーグは、この事態を真摯に受け止め、昨日5月22日(木)、J1・J2全33クラブによる緊急の臨時合同実行委員会を開催いたしました。この中で、鬼武健二チェアマンは、全クラブに対し、Jリーグの置かれた社会的立場、その責任の重さについて言及し、信頼回復が急務の状況であることを訴えました。これを受け、リーグ・クラブは、今後、ただちに一丸となって皆様の信頼回復に努め、また、不祥事の際に科する罰則についても、より厳しい内規を設けて適用していくことを確認いたしました。特に重点項目として、(1) 法令順守、(2) 世界に誇れる安全で快適なスタジアムづくり、(3) 自らの言動に責任を持つ、の3点を、Jリーグ、Jクラブ、監督・選手・スタッフを含む全関係者に徹底することといたしました。
 Jリーグ・全33Jクラブは、社会の一員として、日本中の多くの皆様に心から楽しんでいただけるような “安全で快適なスタジアムづくり”、“地域に愛されるクラブづくり”の実現に向けて、志新たに取り組んでまいります。さらに、ピッチの上の選手たちは、子供たちの模範となり、たくさんの人々に夢と希望を提供できるよう、常にフェアですがすがしいプレーをお見せすることを約束します。
 特に、“安全で快適なスタジアムづくり”には、スタジアムに応援にきてくださるファン・サポーターの皆様のご協力も不可欠です。レフェリー、両チーム、相手チームのサポーターに対して、互いに敬意を払い、スタジアムに集まる全ての人々がひとつになって、共にすばらしい試合を実現できるよう、ぜひご理解とご協力をお願い申し上げます。


 今後とも、Jリーグの活動に、温かいご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。



スポーツでもっと幸せな国へ。〜Jリーグ百年構想〜


社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)・Jリーグ全33クラブ

Jリーグが発足して16年。
サッカーの先進国の良いところを取り入れて、徐々にサッカーが浸透してきました。
サポーターの熱狂度も増してきました。


しかしフーリガン (hooligan) のような行為は、決して許されるものではありません。
そんなところまで真似する必要はありません。


ファン・やサポーターも成長していかなければなりません。
Jリーグ百年構想の為にも・・・。


Jリーグ公式サイト:百年構想 http://www.j-league.or.jp/100year/