イビチャ・オシム、JFAのアドバイザー就任

日本サッカー協会は4日、前日本代表監督のイビチャ・オシム氏とアドバイザー契約を締結したことを発表しました。
オシム氏は昨年11月脳梗塞で倒れ、日本代表監督を退任してから初の会見です。

イビチャ・オシム氏とアドバイザー契約を締結(08.06.04)


 日本サッカー協会JFA)は、前日本代表監督のイビチャ・オシム氏とアドバイザー契約を締結し、本日(6月4日)、JFAハウスオシム氏の就任会見を行いました。


最初にJFA専務理事の田嶋幸三が挨拶し、「オシムさんとアドバイザー契約できたことをとても嬉しく思っています。オシムさんには指導者養成やユースの育成のほか、海外の最新情報の収集に力を貸してもらい、多くのアドバイスや意見をいただきたいと思っています」と、同氏の復帰とアドバイザー就任についての喜びを述べました。
オシム氏は、集まった報道陣を前に、「向こうの世界に行って戻ってきました(笑)。人間は人生の中でこれだけはしたいという希望があるものですが、私もそれがあったから戻ってくることができました」と冗談交じりに話し、アドバイザー就任に関しては、「私を信頼してくれた日本サッカー協会に感謝しています。やりかけた仕事の一部を続けさせてもらうわけですが、私が日本サッカー界にいたという良い痕跡を残せるよう、できる限りのことをしたいと思っています。まずは、ヨーロッパ選手権を見て、ヨーロッパで起こっている新しいサッカーの流れを多く収集してきたい」と、抱負を述べました。
オシム氏とのアドバイザー契約は今年12月までとなっていますが、川淵三郎キャプテンは、「オシム氏の経験や指導力、才能は、指導者の養成から代表チームに至るまで、良い影響を与えると確信している。契約は12月までだが、オシム氏の状況や希望を聞きながら、内容如何によってはさらに発展して契約できればと思っている」と話しています。

何はともあれ、オシム前日本代表監督が元気になられたのが何よりです。
杖をつかずに歩けるまで回復しています。
本当に良かったです。


もっともっとオシムジャパンを見ていたかったのですが・・・。


日本代表監督復帰の意思を問われると、オシム語録が炸裂しました。
「もちろんベンチに座りたい気持ちはあるが、ベンチで死にたくない気持ちもある」と・・・。