ビッグスリーより日本メーカー

7月のアメリカ自動車市場における新車販売シェアで、初めて日本メーカー8社の合計がアメリカのビッグスリーを上回りました。


7月の日本8社の合計は、前年同月比で4.9%減少したものの、48万8226台で43.0%のシェアでした。
これに対してビッグスリーは、22.9%もの大幅減で、48万5289台でシェアは42.7%。
日本勢はシェアで0.3ポイント、台数で2937台上回りました。


しかしアメリカの新車販売は前年同月比で13%の減少。
アメリカ経済の減速とともに、原油高により大型車の販売が減少しています。
その結果、ビッグスリーの新車販売が大幅に減少しています。

7月のアメリカ新車販売台数

 メーカー   販売台数   前年同月比増減率 
 GM   231,314   ▲26.0 
 トヨタ自動車   197,424   ▲11.9 
 フォード・モーター   155,866   ▲13.0 
 ホンダ   138,744   ▲1.6 
 クライスラー   98,109   ▲28.8 
 日産自動車   95,319    8.5 
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 マツダ   22,418   ▲13.3 
 三菱自動車    9,644   ▲6.8 


結局トヨタでも7月は11.9%の減少です。
1-7月の新車販売台数でも、上位6社のうちプラスはホンダだけ(3.2%増)です。


ここにきて各社とも08年の販売台数予測を下方修正しています。
かなり深刻な状態です。