リーマン・ブラザーズ、連邦破産法申請

業績不振に陥っていたアメリカの証券大手リーマン・ブラザーズは15日、連邦破産法11条(日本の会社更生法)の適用を申請すると発表しました。
リーマンのブローカー・ディーラー子会社およびその他の子会社は、この対象には含まれておらず、すべてのブローカー・ディーラー子会社が営業を継続する見込みです。


また同様に業績不振に陥っていたアメリカの証券大手メリルリンチは、アメリカの銀行大手バンク・オブ・アメリカ救済合併することで合意しました。
発表によりますと買収はすべて株式交換で行い、総額で500億ドル相当になります。
メリル普通株1株についてバンカメの普通株0.8595株を付与します。


とうとうアメリカのサブプライム住宅ローン問題は、老舗証券会社の経営破綻へと発展しました。
今後の世界金融市場に重大な影響があるものと思われます。