2008年度、税理士試験合格発表

税理士（仕事）

平成20年度（第58回）税理士試験の結果が発表になりました。

平成20年度(第58回)税理士試験結果


平成20年度(第58回)税理士試験結果表(試験地別)　　(単位:人、％)

試験地 受験 受験者数 受験率 延受験申 延受験 受験率 合格者 一部科目 合格者 合格率
　 申込者数 (A) 　 込科目数 科目数 　 　 合格者 合計(B) (B/A)
　札幌市　 　1,482　 　1,227　 　82.8　 　2,329　 　1,779　 　76.4　 　21　 　197　 　218　 　17.8　
　仙台市　 　1,973　 　1,648　 　83.5　 　3,167　 　2,440　 　77.0　 　23　 　232　 　255　 　15.5　
　埼玉県　 　5,575　 　4,667　 　83.7　 　8,859　 　6,823　 　77.0　 　131　 　891　 　1,022　 　21.9　
　東京都　 　27,735　 　22,111　 　79.7　 　46,389　 　32,568　 　70.2　 　419　 　3,501　 　3,920　 　17.7　
　金沢市　 　1,024　 　824　 　80.5　 　1,619　 　1,185　 　73.2　 　12　 　101　 　113　 　13.7　
　名古屋市　 　5,095　 　4,228　 　83.0　 　7,872　 　6,044　 　76.8　 　88　 　649　 　737　 　17.4　
　大阪府　 　12,402　 　10,335　 　83.3　 　20,091　 　15,174　 　75.5　 　176　 　1,658　 　1,834　 　17.7　
　広島市　 　1,680　 　1,416　 　84.3　 　2,696　 　2,057　 　76.3　 　21　 　213　 　234　 　16.5　
　高松市　 　1,482　 　1,255　 　84.7　 　2,306　 　1,821　 　79.0　 　20　 　182　 　202　 　16.1　
　福岡県　 　3,468　 　2,885　 　83.2　 　5,684　 　4,381　 　77.1　 　37　 　454　 　491　 　17.0　
　熊本市　 　1,141　 　974　 　85.4　 　1,784　 　1,418　 　79.5　 　14　 　97　 　111　 　11.4　
　那覇市　 　352　 　293　 　83.2　 　568　 　435　 　76.6　 　2　 　37　 　39　 　13.3　
　合計　 　 　（13,292）　 　 　 　 　 　（268）　 　（2,344）　 　（2,612）　 　
　 　63,409　 　51,863　 　81.8　 　103,364　 　76,125　 　73.6　 　964　 　8,212　 　9,176　 　17.7　
　19年度合計　 　 　（13,788）　 　 　 　 　 　（315）　 　（2,137）　 　（2,452）　 　
　 　64,706　 　53,324　 　82.4　 　105,341　 　78,620　 　74.6　 　1,014　 　7,413　 　8,427　 　15.8　

(注)　合計欄の括弧書は内書で女性数を示す。


今年は合格率が19年に比べて上昇しています。
前年の15.8％から1.9ポイントのアップです。
合格者を地域別で見てみると、今年も埼玉県、札幌市、大阪府の順になっており、僅差で東京都が続いています。
それに対して、今年も順番こそ入れ替わりましたが、熊本市、那覇市、金沢市の結果が低めになっています。
また今年も女性の合格者が28.5％（19年度29.1％）おられますが、合格率は合計の17.7％（19年度15.8％）に対して、女性の場合19.7％（19年度17.7％）と、例年同様2ポイント前後高くなっています。


平成20年度(第58回)税理士試験結果表(学歴別･年齢別)　　(単位:人、％)

学歴等 受験者数 合格者 一部科目 合格者 合格率
区分 (A) 　 合格者 合計(B) (B/A)
【学歴別】 　 　 　 　 　
　大学卒　 　38,113　 　782　 　5,932　 　6,714　 　17.6　
　大学在学中　 　2,780　 　−　 　561　 　561　 　20.2　
　短大・旧専卒　 　2,031　 　38　 　224　 　262　 　12.9　
　専門学校卒　 　4,425　 　78　 　630　 　708　 　16.0　
　高校・旧中卒　 　3,640　 　58　 　591　 　649　 　17.8　
　その他　 　874　 　8　 　274　 　282　 　32.3　
【年齢別】 　 　 　 　 　
　41歳以上　 　10,068　 　180　 　725　 　905　 　9.0　
　36〜40歳　 　7,713　 　193　 　934　 　1,127　 　14.6　
　31〜35歳　 　12,117　 　303　 　1,826　 　2,129　 　17.6　
　26〜30歳　 　12,645　 　236　 　2,319　 　2,555　 　20.2　
　25歳以下　 　9,320　 　52　 　2,408　 　2,460　 　26.4　
　合計　 　51,863　 　964　 　8,212　 　9,176　 　17.7　


年齢別では、当然25歳以下が26.4％と高くなっています。
次いで26〜30歳の20.2％となっています。
41歳以上は9.0％と10％を下回っています。


平成20年度(第58回)税理士試験結果表(科目別)

科目 受験者数 合格者数 20年度合格率 19年度合格率
　簿記論　 　25,155　 　3,582　 　14.2　 　12.5　
　財務諸表論　 　19,855　 　3,198　 　16.1　 　15.2　
　所得税法　 　2,972　 　379　 　12.8　 　12.7　
　法人税法　 　7,643　 　841　 　11.0　 　12.3　
　相続税法　 　4,351　 　540　 　12.4　 　9.8　
　消費税法　 　10,773　 　1,428　 　13.3　 　10.1　
　酒税法　 　1,121　 　121　 　10.8　 　10.2　
　国税徴収法　 　1,060　 　118　 　11.1　 　10.9　
　住民税　 　548　 　80　 　14.6　 　15.0　
　事業税　 　775　 　78　 　10.1　 　9.6　
　固定資産税　 　1,872　 　192　 　10.3　 　14.1　
　合計　 　76,125　 　10,557　 　13.9　 　12.7　

受験科目別では、前年同様に財務諸表論が高い合格率となっています。
一方で法人税法と固定資産税の合格率のダウンが大きいみたいです。

今年も事務所スタッフが2名受験しました。
結果は、不明です。
朗報が聞けるのかどうか･･･。