ロータリーとは

chika-chan2006-06-15


今日も浜田ロータリークラブの例会が、浜田ニューキャッスルホテルで行われます。
私が、浜田ロータリークラブに入会して、約2か月が過ぎました。
だいぶん「ロータリー」が判るようになりました。
今日はその「ロータリー」について、あらためて考えてみたいと思います。


● ロータリーとは

ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業及び専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体です。世界中の百六十以上の国で、約百二十万以上の会員が三万以上のロータリークラブに所属しています。


ロータリークラブの会員は地域社会の事業及専門職務の男性及び女性の代表者から成り立っています。世界中のロータリークラブは毎週会合します。政治、宗教とは無関係で、あらゆる文化、民族、信条に門戸を開いています。


ロータリーの主たる目的は地域社会、職場と世界中での奉仕です。ロータリーアンは児童の危機、貧困、飢餓、環境、低識字率、暴力など現代の最も危機的な多くの問題に対応するための地域社会奉仕プロジェクトを開発しています。さらに教育の機会、学生、教師その他専門職務の人たちの国際交換留学、職業訓練、研修開発など新世代に対するプログラムを支援しています。


ロータリークラブは夫々、奉仕プログラムを自主的に策定していますが、地球上からのポリオ撲滅キャンペーンには世界中のロータリーアンが一致団結して参加しています。世界中の子供に予防接種のためロータリーアンは1980年代に既に二億四千万米ドル募金しました。ロータリー創設百周年記念の2005年を世界中のポリオ撲滅宣言の目標として定めています。それまでに、この運動の「ポリオプラス」のプログラムによる拠出累計額は五億米ドルになるでしょう。更にロータリーは世界中のポリオ感染諸国の全国一斉予防接種デーの実施支援のために多数のボランティア集団を動員しています。


国際ロータリーの「ロータリー財団」は非営利団体であり国際的な人道的奉仕プログラム及び教育的、文化的な国際交換プログラムを通じて国際理解を推進しています。この財団はロータリアン及びよりよき世界のヴィジョンを共有している人達の自発的な寄付金だけで支えられています。1947年の創設以来、財団は十一億米ドル以上の人道的、教育的補助金を拠出しました。これら補助金は全て現地のロータリークラブ及び地区が提唱したプロジェクトに対して拠出され実施されています。


● ロータリーの綱領

ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹育成することにある。

1. 奉仕の機会として知り合いを広めること。

2. 事業および専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること。そしてロータリアン各自が、業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること。

3. ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理想を適用すること。

4. 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること。


● 四つのテスト

言行はこれにてらしてから
1 真実かどうか
2 みんなに公平か
3 好意に友情を深めるか
4 みんなのためになるか どうか


参考ホームページ
http://www.rotary.org/
http://www.rotary.org/languages/japanese/index.html
http://www.rotary.or.jp/index.php3


非常に高い理想が掲げられています。
綱領を読まれると、少し引いてしまう方も居られることでしょう。
しかし、企業において「経営理念」が大切であると同時に、団体において「綱領」はその基幹をなすものです。
また人においても、高い奉仕の心がなければいけないとは当然のことです。


世間では、ロータリークラブのことを好ましく思っていない方も、たくさん居られます。
10年位前までは、私もそうでした。
しかし、実際に会員の方にお会いして、またいろいろなお話をしていくと、その認識は間違ったものだと言うことがわかります。


日々是勉強。
・・・です。