お酒の作法

これからの季節、年末・年始にかけてお酒を飲む機会が増える方も多いのではないでしょうか。
いろいろな意見がおありでしょうが、お酒は上手に飲めば、職場や友人・知人とのコミュニケーションの向上に役立ちます。


今日はそんなお酒の作法について、お話したいと思います。

● お酒の注ぎ方・受け方について
お酒は差しつ差されつが原則ですが、注ぎ方だけでなく、受け方にもマナーがあるそうです。


【日本酒】
◎ 注ぎ方
徳利の口先が相手の正面になるように右手で持ち、左手を下に添えて盃に触れないように静かに八分目まで注ぐ。最後に徳利の口先を回しながら引き上げると滴が垂れません。
◎ 受け方
右手に持った盃に左手の指を軽く添えるのが基本です。左手の中指と薬指で底の高台を挟むようにして支える持ち方も正解。


【ビール】
◎ 注ぎ方
ラベルを上にして右手でビンを持って、左手は体温で温まってしまわないように、下から軽く添える。始めはゆっくりと、だんだんと勢いよく、泡が出始めたら再びゆるやかに注ぐのがコツ。
◎ 受け方
グラスを両手で持つ。
グラスを傾ける人もいるが、まっすぐ持った方が泡はこぼれにくい。


【ワイン・シャンパン】
◎ 注ぎ方
ラベルが上になるように持つ。両手でも片手でもOK。グラスの三分の一まで注ぐ。これは香りをかぐためにグラスを回したりするため。
◎ 受け方
グラスは手で持たない。テーブルに置いたままにしておくのが基本。


【焼酎】
特にマナーがなく、気軽に飲めるのが焼酎。おいしい焼酎のコツは・・・。
◎ ビンをよく振る
ビンの底に旨み成分が沈むので、注ぐ前にビンを振る。
◎ 「お湯が先、焼酎が後」
お湯割りの時は「お湯が裂き、焼酎が後」にすると、上手く混ざり合って、香りも立つ。


あまり気にしすぎると、美味しいお酒も美味しくなくなりますが、覚えておくと役に立つかもしれませんね。
焼酎の「お湯が先、焼酎が後」だけは、譲れませんが・・・。(^_^;)

● お酒の席の3大タブー
年末年始はお酒を飲む機会が増えます。ルールやマナーを守って、お酒は楽しく飲みたいですね。


① 飲酒運転を絶対にしない・させない
「飲酒運転」即免停!


② 適量を超えない
「ゆっくり・食べながら」がコツ!


③ 無理に勧めない
「イッキ飲み」は危険!


この他にも「カラミ酒」、「泣き上戸」、「セクハラ」など勘弁して欲しい場合もあります。
お酒はスマートに飲みたいですね。