5つの「配り」

「5つの配り」といっても、仲居さんの仕事の話ではありません。


今日は、すばらしい接遇のための5つの「配り」を紹介したいと思います。
これは、医業に関する機関紙に載っていたものなのですが、医業に限らず全ての業種・個人にとって大切なことではないでしょうか。

接遇の基本は、
① 相手の気持ちと立場になること
② 礼儀正しく
③ 対応は迅速かつ正確に
④ 約束は必ず守る
⑤ コミュニケーションを制約しない
――の5点です。


これらの基本的な項目を意識して、患者さんに接することが大切です。
そして、より素晴らしい接遇のためには、「気配り」「目配り」「体配り」「言葉配り」「時配り」の5つの「配り」に気をつけましょう。
これらは、どんな職種にも共通する基本的な部分です。
この5つの配りができているかどうかを常にチェックしてみてください。


すばらしい接遇のための5つの配りチェック表

 配 り   内 容  チェック
 気配り    相手の立場に立って物事を考えていますか。「してあげる」のではなく    
        「喜んでさせていただく」という気持ちが大切です             
 目配り    「目は心の窓」といわれ、まず目線を合わることから始まります。いつ    
        も明るく、思いやりを持って、積極的に物事にあたる気持ちでいると、    
        気配りに通じる良い感じの目の表情が生まれます              
 体配り    立居振る舞いが美しいと好感を持たれます。この人に褒められたいと思    
        う人の顔(とりあえずは、身近な上司、お得意様であろう)を思い浮か    
        べて行動すると、とても早くマナーが身につきます             
 言葉配り   明るい声で話しかけられると、こちらも引き込まれます。同じことをい    
        うにしても『オットリ』と『グズ』では、ずいぶん違って聞こえます。    
        いつもプラスイメージの言葉で対応していますか              
 時配り    どんなに仕事がキチンとできても時間がかかりすぎては何もなりません。   
        自分のことならそれでもよいが、他人様の時間は大切にしなければなり    
        ません。「迅速」ということが第一です                  

TKC医業経営情報12月号(TKC全国会 医業・会計システム委員会)
 人事労務「効果的なスタッフ教育の進め方②」
 医業経営コンサルタント 税理士 石井計行先生


改めて見直しますと、全然基本ができていませんね。
恥ずかしい限りです。(^_^;


今日から、自分自身の意識改革です。
o(*^0^)b