住基カードの普及率

住基カードの普及率って、いったいどれくらいなんでしょうか。


住基カードは、住基ネットで全国民を識別するために使う11ケタの住民票コードを記憶したICカードです。
住基カードのメリットとしては、
(1) 住基カードでの身元確認ができる。
(2) 住民票の広域交付が可能になる。
(3) 転居に伴う転入転出手続きも簡素にできる。
(4) 公的個人認証サービスが受けられる。
などがありますが、その普及率は一向に上がりません。


そんな中、出雲市住基カードの発行枚数が20,000枚を超えたそうです。
その普及率は13.6%で山陰両県ではトップです。

出雲市住基カード2万枚突破


山陰両県の市町村で住民基本台帳カード住基カード)の普及率がトップの出雲市の発行枚数が二万枚を超えた。二十九日に同市今市町の市役所で達成記念セレモニーがあり、関係者がくす玉開きをして祝した。


節目の二万人目となった松江市出身で神戸市から転入した出雲市上塩冶町の重岡幸信さん(56)を招き、西尾理弘市長や寺田昌弘市議会議長らがくす玉開きで達成を祝った。重岡さんには花束と記念品が贈られた。


住基カードは二〇〇三年八月から交付を開始。出雲市は五百円の発行手数料の無料化や、カードを使って住民票の写しと印鑑証明書を発行する自動交付機の手数料を窓口の半額にして普及を図り、十一月末の普及率は13・6パーセントになっている。


('06/12/30)

出雲市の普及率は結構高いものですが、全国の市町村の中には50%を超えているところもあるそうです。
しかし、ほとんどの市町村では、あまり普及していません。
やはり、住基カードを使ってできる住民サービスの内容によって普及率が違うみたいです。
はたして、住基カードは普及していくのでしょうか。

住基カードによる手数料半額に


住民基本台帳カード住基カード)の普及率が山陰両県の市町村でトップの出雲市は、同カードを使う自動交付機で住民票の写しと印鑑証明書を発行する手数料を、窓口の半額の百円にする方針を決めた。六月議会に条例改正案を上程、八月からの実施を目指す。同様の措置は両県で初めて。


住基カードの有用性を高め、さらなる普及につなげる狙い。自動交付機は現在、市役所本庁舎と出雲郵便局、ジャスコ出雲店にあり、八月までに平田支所にも新設する。


ただ、佐田、多伎、湖陵、大社の各支所を利用する市民は恩恵を受けられず、行政サービスの不公平が生じる。これについて、西尾理弘市長は「平田支所での利用状況を見ながら来年度以降、他支所への自動交付機設置を検討する」としている。


出雲市住基カードの発行手数料(五百円)を無料にし、普及を図っている。三月末時点での普及率は11・2%。


('06/06/10)