国債残高、10年度に600兆円

財務省がまとめた、普通国債残高の中期試算によりますと、名目で3%程度の経済成長が実現したとしても、10年度末には国債残高が600兆円を突破する見込みです。


少子高齢化社会保障費が増加することから、国債の新規発行額が08年度以降再び増加に転じるからです。


【 国債関連の中期試算の詳細 】

    2007年度 2008年度 2009年度 2010年度
 国債費   21   20.8   21.7   22.8 
   利払い費   10   10.8   11.4   12.2 
 新規国債発行   25.4   26.8   27.6   28.3 
 名目成長率   2.2   2.5   2.9   3.2 


国債の新規発行額を減らしたとしても、あくまで新規発行をしているわけです。
返済額が発行額を上回らない限り、残高は増え続けます。
誰が考えてもわかる事です。


国民一人当たりの国の借金は18年9月末時点で約648万円となっています。
誰が負担することになるのでしょうか?


財務省国債等に関する情報です。
http://www.mof.go.jp/jgb.htm


日本経済新聞社のこの記事のホームページアドレスです。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070124AT3S2301W23012007.html


時事通信社のこの記事ホームページアドレスです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2007012300910