ヒディンク監督、脱税容疑

税理士の仕事とサッカー、あまり関係ないのですが・・・。
今回はありました。


名将ヒディングが脱税容疑で禁固10か月を求刑されました。


ヒディングは、サッカー日本代表にとっては目の上のたんこぶというか、憎き敵将というか、とにかくいやな存在だと思います。
2002年の日韓ワールドカップの際には、ライバル韓国を率いてベスト4。
2006年ドイツワールドカップでは、グループリーグでオーストラリアを率いて直接対決で3-1で日本代表に勝利。
名将だけに腹立たしいものがあります。


その名将が脱税容疑です。
140万ユーロ(約2億1950万円)を脱税した罪です。
母国オランダの検察当局から、懲役10月を求刑されました。


ヒディング監督は、02年から03年にかけて税金が安いベルギーを居住地として申告していましたが、居住の実態がなかったようです。
実態は、オランダのアイントホーフェンに居住していました。
アイントホーフェンは、ヒディング監督が当時監督を兼任していたPSVの本拠地があり、ベルギーの国境まで車で30分程度の場所です。
実際にベルギーに居住すれば問題はないのですが・・・。


ヒディング監督はベルギーに居住の実態がないことは認めているものの、脱税容疑は否認しています。
一審判決は27日に出る模様です。


それにしても脱税額が2億円強というのは、すごい金額ですよね。
いくらの所得があるのでしょうか。
想像できません。


それにしてもお金のある人が安易に脱税をする行為は、納得できません。
すべての面において、紳士であって欲しいですね。


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