2006年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むと推定される子供の数)が6年ぶりに上昇に転じました。
06年の出生率は6月上旬に発表される予定ですが1.31ポイントと推測され、過去最低だった05年の出生率1.26ポイントから0.05ポイント上昇したようです。
また、06年の婚姻数が前年比2.4%増の74万8017件となっており、出生数も前年比2.9%増の112万2278人となっています。
これらの結婚と出産が増加している背景には、景気回復により雇用関係が好転していることが考えられます。
ただしこの出生率の回復を一過性のものとの見方もあり、政府の更なる対策が望まれます。