国民年金保険料、07年度納付率

社会保険庁が7日発表した07年度の国民年金保険料の納付率は、前年度より2.3ポイント低い63.9%でした。
しかしこの納付率は、保険料免除者や猶予者を納付率の計算式から除外して算出しています。


この度改めて社会保険庁が試算した実質納付率では、47.3%に止まっていることが明らかになりました。
2年連続で50%を下回っています。
実質納付率とは、全加入者のうち保険料を支払った人の比率を示す割合です。

国民年金保険料の年代別納付率 (%)

 20〜24歳   25.4 
 25〜29歳   38.3 
 30〜34歳   45.0 
 35〜39歳   46.6 
 40〜44歳   47.9 
 45〜49歳   52.6 
 50〜54歳   56.0 
 55〜59歳   62.5 
 合 計   47.3 


特に年齢が低い層ほど納付率が低く、20〜24歳では25.4%、25〜29歳では38.3%に止まっています。


今後どうやって納付率をアップ(回復)させるのでしょうか?
大変です。